どうも美郷に襖絵があるらしい。と、噂が囁かれだしてから約半年、
美郷ほたる館の皆様の必死の捜索の末に、閉校になった小学校に集積された襖絵が発見されました。
話によると地元の方が、雨漏りのする神社の倉庫で朽ちかけていた襖絵を、これは宝じゃからと、現在休校となっている吉野川市立東山小学校小学校に移されたとのこと。
美郷に行った日、前を通りかかった瞬間に小松崎が「農村舞台があった」と言った神社、 こちらが襖絵がもともとあった神社のひとつであるところの暮石八幡神社でした。
舞台の中には芝居の演目を書いた看板や、古そうな落書きなどがありました。
その昔上流から流されてきて、ここで祀られるようになったという由来を持つ不思議な神社です。
ほたる館や文化祭運営メンバーの皆様のご協力のもと、2日間にわたって撮影を行いました。
新たに加わった美郷の襖絵と、梅酒の酔いの向こう側の村の人々からイメージを膨らませて、デジタル襖カラクリの新作を作成し、去る10月27日に美郷で開催された、第1回みんなの文化祭で披露いたしました。
拍子木をキーンと鳴らして絵を切り替えていく襖カラクリを、計6回上演し、襖絵が発見された地元の方々を中心に多数のお客様にお楽しみいただきました。
今回お手伝いいただいた皆様に心より感謝申し上げます。
美郷からもっと多数の襖絵が発見されて、デジタル化ができたら良いと考えています。引き続きのご協力を賜りますようよろしくお願い致します。
またどこかでお会いしましょう。
デジタル襖カラクリチームより
デジタル襖カラクリ 過去の公演
- 2018/10/27 吉野川市美郷 第1回みんなの文化祭 ←New
- 2018/07/07 神山町下分地区敬老会
- 2018/07/07 神山町下分七夕まつり
- 2018/05/06 文化の森野外ホールこけら落とし公演
- 2018/02/09 – 12 万代埠頭
とくしまLED・デジタルアートフェスティバル - 2018/02/03 奈良東大寺金鐘ホール
阿波人形浄瑠璃 奈良公演 - 2017/11/25 寄井座
4K徳島映画祭2017
デジタル襖カラクリは、阿波の襖絵に魅入られた有志が集まって作っている作品です。