通信をDIYしよう!

こんにちは。山下です。

前回の電子工作クラブでは、僕が事前にブレッドボードに組んだAMトランスミッタを使ったミニ放送局の実験を行い、これをユニバーサル基板に実装してみました。

AMトランスミッタ
ミニAM放送局

クラブ当日は、マイクを繋いで放送したり、某妖怪のアニメのテーマを流したりしました。

トランジスタ1石のLC共振回路を9Vの電池で駆動していて、コンプレックスの蛍光灯のマウントを全部アンテナにして6mくらいでRS-54くらいで受信できたので、もしかしたら微弱無線局の範囲を超えている可能性はありますが、山中のファラデーケージ(全面トタン張りの工場跡)の中なので、まあ大丈夫でしょう。普通に喋った方が遠くまで届くレベルの出力です。

これをユニバーサール基板にハンダ付けをして、

ハンダ付け
ハンダ付け

できあがったのがこちら! ハンダ付けは出爪君と千代田君がほとんどやってくれました。

初めてのユニバーサル基板実装
初めてのユニバーサル基板実装

動きません!

ブレッドボードでやったときは、多分変なところで結合が起きてたのか、トランジスタのバイアスを計算通りにすると発振しなくて、トライアンドエラーで抵抗値等決めてました。それをそのままユニバーサル基板に持ってきてしまったので、うまいこと発振してくれていません。現在修正中です。高周波は落とし穴が多いですね!

トランスミッタを自作してみて、無線通信て難しいことじゃないんだということがわかってきました。無線通信はIoT時代にますます重要度を増すはずなので、仕組みを理解してたり、自分で作れるスキルがあったりすると、有効活用できる場面は多いだろうなと思います。

LISPing at the end of time.