電子工作出張セット公開します

東京に来ています。今回出張セットとして持ってきた部品,工具類の取り合わせがちょうど良かったので公開します。
普段とは違うところでちょっとした電子工作をする時の参考になると嬉しいです。

ジャンクボックス
ジャンクボックス

小分けされた130mm × 60mmのパーツボックスに、なくしても困らない余剰部品を入れています。
中身は

  • 抵抗器: よく使う値を3本づつくらい.色のパターンを暗記しているものが良いです.
  • キャパシタ: よく使う値を数本。僕の場合は101とか104とか100μあたり
  • トランス: 意外と使い勝手がいいトランス.片側だけコイルとして使ったりもできます.小型のST-32を愛用しています
  • ジャンパワイヤ: 短めのものを取り混ぜて20本くらいあると便利
  • 動作確認用部品: LED,圧電ブザー,イヤホンとイヤホンジャックなど
  • 入力用部品: ボリューム,ピエゾ,タクトスイッチなど
  • 半導体: トランジスタ数石,ダイオードなど
  • IC: 好きなICいくつか. 今回は555とオペアンプを持ってきました

R,C,L,配線,動作確認,入力,能動素子,ICあたりが揃ってるとかなり遊べます。動作確認は、音を使うのが簡単でわかりやすくて気に入ってます。

タッパーの中身
タッパーの中身

ジャンクボックスとは別に、130mm × 70mmのタッパーに大きめの部品を入れています。

  • ブレッドボード: [必須] 小さめので良いです.両側にVccとGNDをそれぞれ取れるものが使いやすい
  • ワニ口ケーブル: [必須] あるのとないのとじゃ大違い
  • 電池: [必須] 1.5Vと9Vを持ってきました.電池ボックスや電池スナップも忘れずに!
  • 自作単機能モジュール: 後述

ユニバーサル基板に組んであるのは、過去の記事で作った、LC共振回路と増幅器です。基板を分けておくと、それぞれ別に使うこともできるし、組み合わせると発振器になって、簡単に電波を飛ばせます。よく使う回路は基板に組んで持ち歩きましょう。

ワイヤストリッパ
ワイヤストリッパ

工具はこれだけでいいです!先っぽがペンチに、根元がニッパとして使えるので、これ一本でわりかしなんとかなります。重い工具は少ない方がいいですね。

ポータブルラジオ
ポータブルラジオ

電波の実験をするときはラジオがあると便利です。あとは周波数を測れるテスタとか、さらにいえばハンディオシロがあると便利ですが、どうしても大きく重くなってしまうので、しょぼいカードテスタくらいで妥協するのがいいかもしれません。

サイズ感
サイズ感

全部合わせてもかなりコンパクトです。これならどこにでも持っていけそう。

実験例
実験例

実際に出張セットで実験してみました。555にボリュームをつけた簡易楽器を、トランスを使った簡易モジュレータを通して発振器に繋いで、ラジオで受信してみました。

帰りの新幹線でも退屈しなさそうです!

LISPing at the end of time.