3D printer pick and place

自作ピックアンドプレースマシン進捗

基盤にチップ部品を乗せるマウンタという機械を自作しています。
Maker Faireにも持っていきます。

まだまだ初期段階ですが、お見せします。

Sticky Watch メモを録音できる腕につけるマシンです

こんな基盤を作るための機械です。普通に買おうと思ったら数千万の産業用の機械です。3Dプリンタが世の中に溢れてきたので、それを改造してもっとすごい機械にしてやります。

ノズル

3Dプリンタの、熱関係の部品は全て外してしまって、ノズル部分をはんだペーストのディスペンサーの針と差し替えました。これでチップ部品を吸い付けて移動させます。通常は空気を吐くはずの水槽用のエアーポンプを、空気を吸い込むように改造したものが繋がっています。

relay and 3d printer board
3Dプリンタの基盤とリレー

3Dプリンタの基盤からファンを駆動する電流をハイジャックして、12Vリレーを駆動し、ポンプのON/OFFを制御しています。リレーはもっと小さいもので十分なのですが、かっこいいのでHCタイプのものを選びました。中にLEDでも仕込んで光らせてやろうかなどと考えています。

high capacity relay
HCリレー
3D printer pick and place
全体像

基盤のレイアウトを作るEagleというソフトウェアが書き出すパーツリストを読み込んで、各種設定をして、GCodeというCNC(コンピュータ数値制御)マシンの制御言語を書き出すソフトウェアも作っています。

software

今日はこんなところです。山下でした。

LISPing at the end of time.