IoTハウスガジェット #3 土壌湿度リモートセンサ

こんにちは、山下です。

神山サテライトオフィスの畑は今、こんな感じです!

きゅうり
きゅうり
ナス
ナス
トマト
トマト
とんがらし
とんがらし
レタスの仲間たち
レタスの仲間たち

もうすこぶる順調に日々野菜が取れる状態になっています。無農薬でやっているので、毎朝虫をプチプチ潰さなきゃいけないという以外は、理想的な家庭菜園です。

最近は水やりも全然していなくて、雨だけでなんとかなっています。植えたときにギリギリまで水をやらないようにすると、根っこが強くなって燃費のいい株になるそうです。

今回、土壌湿度センサを手に入れたので、なにかガジェットを作ろうと思ったのですが、水やりの必要はないのでどうしようか悩みます。

いろいろ考えたのち、土の状態を表示するディスプレイをお天気センサーに組み込もうと思い立ち、取り急ぎ回路だけ作ってみました。

リモート土壌湿度センサ
リモート土壌湿度センサ

奥が計測、発信回路で、手前が受信、表示回路です。

動画です。冒頭で猿よけの銃声が入ります。お気をつけください。

うまく動いたので、来週はいよいよ基板に組んでお天気センサーに組み込もうと思います。計測がわは、風雨にさらされても大丈夫なように、しっかりしたケースが必要です。3Dプリンタで作ろうと思っています。

技術的な話

無線通信にはTWE-Lite DIPを使っています。センサが出力するアナログ値を送信します。
LEDアレイのドライブはLM3914、任意の電圧レンジのアナログ値を、10段階に分解してLEDをドライブしてくれる超便利なICです。TWE-LiteはPWM出力なので、ローパスフィルタを通してlegitなアナログ電圧に戻してやる必要があります。2k,1uFくらいがちょうどいい。それから、R1=1k, R2=1.5kくらいにするとTWE-Liteの3Vにマッチします。

あとは、フラフラ振れるアナログ値を連続的に送信し続けるとすぐ電池がなくなるので、太陽電池で動くようにするとか、間欠動作させるとか、無線給電するとか考えないといけないですね。

今日のところは以上です!

LISPing at the end of time.

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